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見つけた やっと・・・・・・見つけた ずっと会いたかった ずっと 謝りたかった ずっと 抱きしめてあげたかった お帰りなさい・・・・・・ 私の愛しい子 其の参の弐・母〜奥州会合〜 ――奥州・米沢城―― 今現在この城は、間近に迫った武田軍との戦の準備の為人や物でごった返していた。 彼らの表情には緊張と興奮とが入り混じったような、何とも言えぬ高揚とした面構えである。如何やら此処の兵達は皆、余程好戦的な性分をしているようだ。 「政宗様。本当にお分かりになっておいでですか?」 「I see,I see.・・・ったく、しつけぇーぞ小十郎」 この男――米沢城城主、奥州筆頭・伊達政宗もまた、あの好戦的な兵達に勝る闘志を沸々と滾らせていた。 このような男が率いているからあのような男達が集まったのか、と納得させられる何かを感じ取れると思うのはあながち間違いではない筈だ。 ヤル気満々なのは結構な事なのだが、あまりに前線に立つ事ばかり考えているのはよろしくない。そんな血気盛んな主を見かね、彼の右眼と名高い片倉小十郎は無意味とも言える釘を刺す。結果はもちろん、予想通りの全くの聞く耳持たずなのであるが。 まぁ彼にしてみれば、武田に居る好敵手との決着をつける絶好のチャンスなのだ。 つまりその宿敵にだけ専念したいのが彼の本心な訳で、小十郎の小言を無視するのは道理であるとも言える。 当然と言ってしまえばそれで終わってしまうので、その辺も理解している上で小十郎は何度も何度も同じ台詞を言うのだった。 全く、無駄に苦労性なところは某忍と同等である。 「?・・・・Hey you.・・・・・アンタ、何者だァ?」 「は?」 政宗の行き成りな質問と、その訳が分からない内容に小十郎は思わず裏返った声を出してしまった。 一体何の冗談だ。と呆れた顔で政宗の方に目を向けると、彼のその真摯を帯びた双眸に偽りなぞ見る影も無かった。とゆうか、それ以前の問題で彼は嘘を付くのが下手糞だったのを思い出す。(オイ(怒)by政宗) 小十郎が振り返ると其処には、何とも儚げで可憐な、品の良さそうな女性が佇んでいた。 『ただ』の女性でない事ぐらい、その女性をを見た瞬間から小十郎は気づいていた。この、目の前に佇んでいる女性が、どれほど『異質』なモノかを――――。 容姿だけいってしまえば、思いっきり政宗の女の趣味に合っている。が、この点が如何という訳ではない。問題は他にある。 問題なのは、彼女が半透明に見えているという事。 最初、驚きのあまりすぐに気づく事が出来なかったが、よくよく見てみると女性の身体越しに襖が見えるのだ。 「まさか・・・・本物の幽霊を拝める日がくるとは・・・・」と思わず声を漏らしてしまうほど、その女性はそうとしか見えなかった。 『初めまして。貴方様が・・・独眼竜様にございますか?』 「Yes!!アンタみたいな美人にはFirst nameで呼んで欲しいモンだがな」 「政宗様ッ!!」 いきなり口説きになった政宗を小十郎が間髪入れずに叱る。まるで夫婦漫才のようである。 その光景を眺めながら女性は穏やかに、クスクスと小さな笑みを零した。 その美しく優雅な仕草に、その柔らかい微笑みに、男二人は不覚にも思わず見惚れてしまった。 「「(本当、幽霊にしておくのが勿体無い)」」というのが彼らの心境だったりするのだが、女性がそれに気づく事は残念ながら無い。 「・・・・Ah----・・・・で、アンタは俺に何の用だ?」 照れ隠しに、何事も無かったかのように話を元に戻す政宗。如何見ても隠しきれてはいないのだが、そこは個人の気持ち次第で如何とでも誤魔化せる。 『・・・・実は、言伝をお頼みしたいのです』 「Messege?一体誰にだ?」 『甲斐の信玄公の元に舞い込んだ御子』 女性は眼を細め、祈りを請うように両の手を合わせ・・・・とても辛そうな表情のまま話を進める。 『藍紫の御子に・・・・・私の愛しい子に、どうか伝えて・・・・・・』 ―――私は春日山の・・・・上杉謙信の膝元に居ると。 |
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久しぶりの連載UPです。 こじゅさんの喋り方が分かりません。お館さま出ませんでした(ダブルパンチ。 個人的に政宗は当て馬・伏線役でナンボなキャラだと信じてます(ある意味で酷い気がする。 別に嫌いではないんですけど、何と言うか・・・シリアスとか色んな説明とかさせやすかったりなんだりするんじゃないんですか?(そこで訊くな。 政宗「オイコラ(怒。俺様を誰だと・・・ッ!?(会話遮断。 あ、ちなみに小じゅさんはBASARA2の小じゅさんです。 その辺、ちょっと思考の隅辺りにでも覚えて置いてください(それで良いのか。 (最新加筆修正:08.9.7) |